CBNメタルボンドホイールによるハイス鋼(高速度鋼)の加工
【ハイス鋼の鋸の目立てにおける課題】
木工加工などに使用される鋸刃(ノコギリ)は、替え刃式になり自動機での加工が一般的となりました。自動機で連続的に低コストに目立てと呼ばれる鋸の刃を加工するには、一般的なハイス鋼の加工に用いられるレジンボンドホイールでは形状維持性が悪く形状修正が必要で寿命が短かいという問題がありました。
【CBNメタルボンドホイールで解決】
従来は、硬脆性材料の加工に用いられることが多かったメタルボンドホイールをハイス鋼の加工に適用。ボンドバリエーションからハイス鋼に最適なCBNメタルボンドホイールを選定することで、一般的なレジンボンドホイールと比較して格段に形状維持性が高くなり、連続使用が可能となりました。
メタルボンドホイールによる鋸の目立てイメージ
メタルボンドホイールの採用ポイント
■形状維持性と切れ味の維持を両立
硬脆性材料加工用での豊富なボンドバリエーションと実績から最適ボンドを選定
■Vフェース形状の成形技術
鋸のナゲシと呼ばれるV字のギザギザ部分を加工できる細長く鋭角なVフェース形状にホイールを成形する成形技術
ハイス鋼の加工に最適な研削工具
CBNメタルボンドVフェースホイール
従来は、硬脆性材料の加工に用いられることが多かったメタルボンドホイールをハイス鋼の加工に適用。ボンドバリエーションからハイス鋼に最適なCBNメタルボンドホイールを選定することで、一般的なレジンボンドホイールと比較して格段に形状維持性が高くなり、連続使用が可能となりました。