アルミニウム部品や筐体への加飾で、効率的な鏡面加工を実現
【アルミニウムの鏡面加飾の課題】
高級オーディオのアルミニウム部品や腕時計の文字盤部品、ノートパソコン、スマホ、タブレット端末のアルミニウム筐体の端面加飾において、鏡面仕上げが必要になることがあります。加工時の工具刃部の材質によっては加工面の粗さに差が出て、鏡面にするために後工程が必要になり、非効率です。
【MCDバイトで解決】
単結晶ダイヤモンド(MCD)バイトで加工することにより、研磨などの仕上げ加工なしの1つの工程で効率的に鏡面加飾を実現できます。更に、カスタムメイド対応品により、微細形状(パターン)の成形も実現。また、ダイヤモンド工具は超硬工具に比べ数十倍の長寿命で、工具交換の手間が減るなど、全体的なコストパフォーマンスの改善が期待できます。
PCDバイトとMCDバイトによる仕上げ面粗さの比較
仕上げ面粗さの加工条件
ワーク : A7075
切削速度: 200m/min
送り : 3.5 μm/rev
切込み : 0.05mm
アルミニウムの加工に最適な切削工具
鏡面加飾用 単結晶ダイヤモンドバイト
単結晶ダイヤモンドバイトの他、単結晶ダイヤモンドスクエアエンドミルや、球面や自由曲面の鏡面加工に有効な、刃先をR形状に加工した単結晶ダイヤモンドボールエンドミルもご提供いたします。
■アルミニウム部品・筐体などの端面処理やロゴ刻印など加飾用の鏡面仕上げを実現
■金、銅、黄銅(真鍮)などの鏡面加工や、ガラス、ニッケルの面取り(バリ取り)にも有効
■カスタムメイド対応品により、微細形状(パターン)の成形を実現