スマホなどのカバーガラス面取り加工で、端面強度の向上を実現
【カバーガラス面取りの課題】
薄型・軽量化が進むスマートフォンなどのカバーガラスでは、面取り加工においてマイクロクラックを抑制し、端面強度を上げる必要があります。
【メタルボンドホイールで解決】
カバーガラスの面取り加工では、現在数多く使用されている安価な電着ホイールからメタルボンドホイールに切り替える事で、マイクロクラックの抑制により、端面強度向上が可能となります。
メタルボンドホイールによる面取りにより、良好な加工面粗さが得られ、電着ホイールに比べ3倍近い端面強度を実現しました。また、メタルボンド面取りホイールは、高精度な総形加工を実現し加工効率を高めるとともに、切れ味の持続性にも優れ長寿命です。
電着とメタルボンドによる面取り後のワーク端面強度の比較(4点曲げ強度の平均値)
端面強度比較のテスト条件
加圧速度 : 8mm/min
電着ホイール粒度 : #800
メタルボンドホイール粒度: #600
効率的な面取り加工に最適な研削工具
メタルボンド軸付き面取りホイール
【製品仕様例】
ボンド : ”ME” 又は ”123C”メタルボンド
粒 度 : #800又は #600(粗加工用)
ボンド : ”ME” 又は ”123C”メタルボンド
粒 度 : #800又は #600(粗加工用)
効率的な面取り加工を行うためには、高精度な総形ホイールが必要です。
当社は、独自の加工技術により、メタルボンドホイールにおいても高精度な形状成形を実現する総形ホイールの製作が可能です。
また、メタルボンドホイールは自生発刃性があり、切れ味の持続性に優れ、長寿命です。