アルミナや窒化ケイ素など高硬度難削材料の高能率加工を実現
【高硬度難削材研削の課題】
アルミナや窒化ケイ素は、ファインセラミックスの代表的な素材で、高い硬度を持ち、耐摩耗性に優れていることから、産業機械部品に幅広く使われています。これら高硬度な難削材料を切れ味を持続させて短い時間で高能率に加工する工具が求められています。
【メタルボンドホイールで解決】
メタルボンドホイールは、レジンボンドホイールに比べ、砥粒の保持力が高く長寿命ですが、難削材等の研削において従来ボンドでは砥粒磨滅・脱落により研削能力不足となります。当社の「メタレックス」ホイールは、砥粒の脱落と同時に特殊結合剤も同時に脱落する為、セルフドレッシング効果に優れ研削性が持続し、高能率な加工を実現します。セラミックスの他、水晶、石英、 超硬合金などの高能率加工に有効です。
レジンボンド・メタルボンドとの研削抵抗の比較
研削抵抗比較のテスト条件
研削盤 : 横軸平面研削盤
ワーク : Si3N4(窒化ケイ素)
砥石寸法 : 200D×8T(1A1)
難削材の高能率研削に最適な研削工具
難削材料高能率研削用 「メタレックス」メタルボンドホイール
レジンボンドの切れ味とメタルボンドの耐摩耗性を併せもった、新しいコンセプトのメタルボンドホイールです。アルチック(Al2O3-TiC)・石英などの難削材料の高能率研削に適しています。