超音波援用研削加工によりSiCなどの難削材の高効率加工を実現
【難削材研削の課題】
石英やセラミックスなど難削材の高能率加工に向けて、超音波援用研削加工を導入したが、その性能を発揮する工具が見つからない。
【超音波援用加工用ホイールで解決】
超音波振動を援用した高効率な研削加工を実現するために共振振動を効率よくワークに伝える工具を開発しました。超音波の援用により、石英やSiCセラミックスなど難削材の高能率加工を実現します。
超音波援用加工の特長を活かした加工効率の最大化を目指し、ボンド仕様の最適化をはかることで切れ味と耐摩耗性の両立を実現。また、砥粒の目出しにおいて特別なドレッシングコントロールを行い、従来製品に比べ砥粒の上滑りが少なく、ワークへの良好な食いつきを実現しました。
石英における従来工具との加工時間・面粗さの比較
研削ホイールの切れ味と耐摩耗性を両立
メタルボンドホイールと超音波振動の組み合わせにより、加工能率を最大化し、切れ味と耐摩耗性の両立を実現できる工具開発が可能となりました。
超音波援用加工に最適な研削工具
超音波援用加工用 メタルボンド軸付きホイール
精密部品の内面研削、ガラス、セラミックス、石英、カーボン、フェライト、貴石などの超音波を援用した精密加工に適したホイールです。被削材や用途に最適なボンド・仕様のホイールをご提案致します。
■超音波振動を援用した高効率な研削加工を実現するために、共振振動を効率よくワークに伝える工具を開発
■超音波援用加工の特長を活かした加工効率の最大化を目指し、仕様の最適化をはかることで切れ味と耐摩耗性の両立を実現
■従来製品に比べ、砥粒の上滑りが少なく、ワークへの良好な食いつきを実現